有り余るパワーが、小さい牌を押しつぶしそう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月25日の第2試合。セガサミーフェニックス・浅井堂岐(協会)がアガリを決めた際の手付きに視聴者が着目し、コメント欄が大いに賑わった。
東4局、浅井はドラの發を対子にした七対子のテンパイ。一万を待ちとすると、ダマテンの選択とした。その後、引いたのは「単騎は西で待て」の西だ。場には1枚切れ、これ以上の待ちはなく、浅井はリーチを敢行した。すぐにKONAMI麻雀格闘倶楽部・伊達朱里紗(連盟)が追っかけリーチをかけてきたが、決着は一瞬だ。EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)が西を浅井へ一発放銃。「安牌ないもん!」と解説の石橋伸洋(最高位戦)は悲痛な叫びを上げた。
リーチ・一発・七対子・ドラ2の1万8000点が完成。浅井は勢い良くロンの発声後、手をブルブルさせながらバタン!と牌を倒す。実況の日吉辰哉(連盟)は「強烈なパンチが入りました!」と格闘技さながらの熱血実況だ。パワフルなモーションに視聴者は「筋肉!!」「マッスルインパチ!」「筋肉麻雀の真骨頂」「高いーー!」「筋肉チートイ」と次々にコメントを寄せた。
ブルブルと牌へパワー注入、バタン!と倒牌。筋肉隆々のイケメン雀士が決めた超大物手とインパクト抜群の倒牌に、ファンも圧倒されたシーンだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)