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【映像】藤井竜王VS佐々木八段 “和歌山対局”開始時の表情

 将棋藤井聡太竜王(名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)に佐々木勇気八段(30)が挑戦する第37期竜王戦七番勝負は11月27日、和歌山市の「和歌山城ホール」で第5局1日目の対局を行い、佐々木八段が50手目を封じて指し掛けとした。あす28日午前9時頃に封じ手を開封し、対局が再開される。

【映像】藤井竜王VS佐々木八段 “和歌山対局”開始時の表情

 2勝2敗で迎えた注目の第5局“和歌山対局”。藤井竜王の先手で始まった本局は、佐々木八段が角筋を止めて雁木模様の出だしとなった。これまでも深い研究で絶対王者を圧倒してきた挑戦者だが、タイトル4連覇を目指す藤井竜王としては絶対に譲れない。本局では、先手から仕掛けて動きを見せた。

 前例のない戦いは、難解な中盤戦へ。勝負所と見た佐々木八段も積極的に強く踏み込みを見せたが、居玉とあり神経を使う展開となっている。先に防衛に王手をかけたい藤井竜王は、この一局にどのような構想を描いているのか大きな注目が集まっている。

 午後6時、立会人の桐山清澄九段(77)が封じ手の定刻となったことを告げると、手番の佐々木八段はすぐに「封じます」と発声し指し掛けとした。封じ手の考慮時間は36分。

 封じ手の局面では、ABEMAの「SHOGI AI」はほぼ互角の数字を示しており、激戦が見込まれる2日目の進行から目が離せない。第5局2日目は、28日午前9時頃に再開が予定されている。

【封じ手時点での残り持ち時間】

藤井聡太竜王 3時間59分(消費4時間1分)
佐々木勇気八段 4時間32分(消費3時間28分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】第37期 竜王戦 七番勝負 第5局 1日目 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気八段
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【中継】第37期 竜王戦 七番勝負 第5局 2日目 藤井聡太竜王 対 佐々木勇気八段
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