【写真・画像】どこからでも勝ちを狙うのが戦闘民族!鈴木優 大逆転トップの決着はオーラスの速攻劇 土つかずの個人4勝目「恵まれました!」/麻雀・Mリーグ 1枚目
【映像】まさかあそこから勝つとは…優、オーラス大逆転の瞬間
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 中盤までは誰もが、今日は負けたと思ったはずだった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月29日の第1試合はU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が南場でラス目からの大逆転でトップを獲得した。

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 この試合は東家から鈴木優、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)の並びで開始。序盤は多井・黒沢がトップ争い、鈴木優は失点が続き、南1局を迎えた時点で7500点持ちのラス目に沈んでいた。この局も多井から先制リーチがかかってしまったが、鈴木優はすぐに追い付き三・六万待ちの追っかけリーチ。これを一発でツモり、リーチ・一発・ツモ・平和・ドラ・裏ドラの1万8000点で一気に浮上した。次局も多井から親満貫をアガり、たった2局でトップ目に立った。

 南3局は黒沢が渋川からアガるなど連荘。鈴木優は黒沢と5900点差の2着目で南4局4本場を迎えた。ここで鈴木優はダブ南をポンして発進するも、黒沢への逆転条件は満たせない。ドラ8筒か赤を引かなくてはいけないところで、しっかり赤5索を引いてテンパイ。その後に渋川の親リーチが来るもダブ南・赤の3900点(+1200点、供託2000点)を多井からロン。これでゲームセット、黒沢をかわして土つかずの個人4勝目とした。

 爽やかな笑顔で勝利者インタビューを受けた鈴木優。「恵まれました!6000オールが大きかった。配牌を開けた時はキツいなと思ったのですが、麻雀はやっぱりあきらめてはダメですし、ツモ次第でどうにでも変わっていけると思っているので」と、まず復活の一撃が決まった南1局を振り返った。

 オーラスについては条件を満たした以上「どこまでも行くつもりだった」と笑顔で語り、極限の勝負を楽しんでいるような様子も見せた。「前の試合は悔しい負け方だったので、今日は絶対にトップを取り切りたいなと思っていました。もっともっとポイントを積み重ねて1位でレギュラーシーズンを終えられるように4人で力を合わせて頑張っていきます」と先を見据えた鈴木優にファンからは「ナイストップです優さん!」「パイレーツ優勝やな」「かっこいい!」「優!優!」とエールが多数寄せられた。

 好調者、そして実力者が揃った卓で、昨年MVPの勝負強さを見せつけるような快勝。どこからでも追い上げる戦闘力は今年も健在だ。

【第1試合結果】

1着 U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)4万3800点/+63.8
2着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)4万1600点/+21.6
3着 KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)1万1300点/▲28.7
4着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)3300点/▲56.7

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)

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