中盤までは誰もが、今日は負けたと思ったはずだった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」11月29日の第1試合はU-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)が南場でラス目からの大逆転でトップを獲得した。
この試合は東家から鈴木優、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、KADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)の並びで開始。序盤は多井・黒沢がトップ争い、鈴木優は失点が続き、南1局を迎えた時点で7500点持ちのラス目に沈んでいた。この局も多井から先制リーチがかかってしまったが、鈴木優はすぐに追い付き三・六万待ちの追っかけリーチ。これを一発でツモり、リーチ・一発・ツモ・平和・ドラ・裏ドラの1万8000点で一気に浮上した。次局も多井から親満貫をアガり、たった2局でトップ目に立った。