プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」12月2日の第1試合で、渋谷ABEMAS・日向藍子(最高位戦)が激しい戦いの中で、積極果敢な加カンから、鮮やかな嶺上開花を決め、ファンを大興奮の渦へと巻き込んだ。
もともとは守備メインの麻雀を打っていた日向だが、最近ではMリーグのトレンドが攻め重視に移ったこともあってか、自身のスタイルも攻撃への比重を高めてきた。6800点持ちの3着目で迎えた南3局4本場は、ラス目のEX風林火山・勝又健志(連盟)とわずか200点差。チーム状況も考えれば、ラス落ちは絶対に避けたいところ。ただ、守っていればいずれは点棒を削られるだけに、腹を括って前に出るしかない状況だった。