そのうれしい展開は、正直予想してなかった!プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月2日の第1試合でBEAST Xの菅原千瑛(連盟)が個人10戦目で待望の初勝利をゲット。勝負どころの南2局2本場で、痛恨の裏目を引いたと思われたところ驚異のリカバリーで親跳満をものにすると、チームメイトで元乃木坂46の中田花奈(連盟)が目を点にして絶句するという、プチハプニングが発生した。
試合前まで4選手全員がマイナスで、リーグでも断トツ最下位と苦しみのどん底にいたBEAST Xだが、この日が33回目の誕生日だった菅原は、自分に、そしてチームに勝利のプレゼントを持ち帰ろうと試合に向かい、東1局には幸運にも恵まれ一発ツモに裏ドラもついた跳満スタート。気分よく試合を進めた。それでも周囲からの追い上げもあり、悲願の初トップが危うくなってきたところ、大事な親番、南2局2本場で大きな決断があった。
8巡目、ドラでもある赤5筒を引いてイーシャンテンまで来たところ、1索を切って勝負に出るかと思われたところ、菅原の選択は対子で持っていた7筒。ところが次巡にさらに7筒を引いてしまい、1索切りなら7筒が暗刻になって、2・5索待ちなどでテンパイを取れるところ、これを逃してしまった。