戻ってきた菅原をチームメイトが祝福で出迎える中、菅原は「私、2(着)なら絶対行こうと決めていて、1(着)の場合は、その時の気持ちと思っていたんですけど」と、連投するかしないかと相談。すると、第2試合に出場予定だった鈴木大介(連盟)がすぐに口を開いた。
鈴木大介 私、もう化粧落としたんで(笑)。
菅原 え、なんで?ホント?
鈴木大介 マジ、マジ。
菅原 マジ?
大介 行くでしょ?行ってください!ここはチームのためにも。
出場選手は男女問わずメイクをしてから試合に臨む。この時、鈴木大介が本当にメイクを落としていたかは不明だが、軽いジョークで菅原の迷いをほぐし、さらには第1試合の勢いを持って第2試合に臨むべきだと進言した。
猿川真寿(連盟)、中田花奈(連盟)も菅原の連投に賛成する中、再び鈴木大介は「それが(本来、出場するはずだった)私の誕生日プレゼントです。行かないと悔いが残る」と、もうワンプッシュ。この言葉で菅原は連投を決めた。
結果は、オーラスに大逆転の満貫をアガって、個人にとってもチームにとっても大きすぎる2連勝。菅原にも忘れられない誕生日となった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)