将棋の第2回達人戦立川立飛杯準々決勝4局が12月3日、東京都立川市の「立川ステージガーデン」で行われている。前日の2日には前夜祭が開催され、前年覇者の羽生善治九段(54)ら8人の“レジェンド”棋士が参加した。
50歳以上の棋士で争われる達人戦。昨年の第1回大会では、日本将棋連盟会長を務める羽生九段が制し、自分で自分を表彰する“セルフ表彰式”が大きな話題となった。第2回大会は、シード棋士の羽生九段、谷川浩司十七世名人(62)、丸山忠久九段(54)、佐藤康光九段(55)に加えて、予選を勝ち抜けた森内俊之九段(54)、木村一基九段(51)、行方尚史九段(50)、増田裕司七段(53)の合計8人で二代目達人の座を争う。
前日の2日には前夜祭を開催。8人の現役レジェンド棋士たちが壇上で抱負を語った。歓談前の乾杯発声は大会協賛社の関係者が行ったが、「カンパイ(完敗)というのは勝負の前に良くないのでは?と思ったので、“勝つ”に掛けて“カンショウ”というのはどうですか、と提案させてもらった。馴染まないですが、今日は“カンショウ”でいかがでしょうか?」と発案。羽生九段ら棋士たちもニコニコ顔で開催地のクラフトビールを掲げ、「かんしょう~!」と唱和していた。
これにはファンも大歓迎。ABEMAのコメント欄には「完勝~!」「かんしょー」「かんしょー、いいね」「いいね!」「みんな楽しそう」「前夜祭はかんしょーにしよう」と多くの声が寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)