【明治安田J1リーグ】サガン鳥栖 3-0 ジュビロ磐田(日本時間12月8日/駅前不動産スタジアム)
 逆転残留の夢を打ち砕かれた瞬間だった。今節を前に18位のジュビロ磐田は試合序盤、16分にサガン鳥栖に先制点を献上してしまう。GK川島永嗣は、抜け出してきた鳥栖のFW富樫敬真との1対1を迎えたもののこれを防げず、意気消沈している様子だった。
 磐田の守備が崩されたのは今季ラストマッチとなる第38節の16分のことだ。DFとMFのライン間で鳥栖のMF中原輝に前を向かれると、CBの間からFW富樫敬真にスルーパスに抜け出されてしまう。これに対し、守護神・川島は素早く間合いを詰めて、富樫が右足でボールを触る瞬間に身体を大きく広げる。しかし、シュートフェイントによって富樫にかわされてしまい、先制点を防ぐことができず。痛恨の先制を許してしまった。