【ブンデスリーガ】ヴォルフスブルク 4-3 マインツ(日本時間12月8日/フォルクスワーゲン・アレーナ)
マインツのMF佐野海舟が先制点の起点となった。ストロングポイントの“回収力”が全面に出たインターセプトからゴールが生まれ、解説の太田宏介氏も「いると助かる存在」と称賛している。
注目のシーンはブンデスリーガ第13節、マインツ対ヴォルフスブルクの開始11分だ。佐野は、ヴォルフスブルクのMFマクシミリアン・アーノルドがターンしたタイミングに合わせてタックルを敢行。相手の進行方向から右足で被せるようにボールをつつくと、こぼれ球を拾ったMFイ・ジェ・ソンを経由して、最後はMFパウル・ネーベルが右足でネットを揺らした。
佐野の嗅覚が光っての先制点奪取について、解説の元日本代表DFの太田宏介氏が称賛。「完璧なショートカウンターでしたね。佐野のインターセプト、回収から始まった攻撃でした。佐野のカットからですよ!効いてますね」とカットしたシーンを褒めると、佐野の良さを熱弁した。
さらに「ボールを突つくだけではなく、突ついたボールをしっかりつなげるところが彼のストロングな部分だと思う。守備力を推す方が沢山いるが、そこから前に持っていく推進力だったり、縦パスの精度だったりも日本のボランチとしては抜けている気がする。矢印が常に前を向いています」と、ボールを奪った後のリアクションを絶賛している。
太田氏が指摘した佐野の良さが全面に出たシーンには視聴者からも「佐野ぱねえ」「いると助かる存在」「すげえ回収力」「実質佐野のゴール」「マジで要」と大熱狂のコメントが続々と集まった。
(ABEMA/ブンデスリーガ)