12月6日より順次放送中のアニメ「ドラゴンボールDAIMA」第9話で、魔人ブウの肉片から新たな魔人クウ(CV:関智一)が誕生した。まさかの栽培マンがクウのベースになっているという誰も予想していなかった事実に「えっ!!?サイバイマンも魔界産なのか!!!???まじかいな」「まさかのサイバイマンw」とSNS上が騒然となった。
第8話「タマガミ」では、魔人ブウを生み出したのは魔導士ビビディではなく、大魔女マーバ(CV:堀越真己)であったことが明かされていた。界王神の姉で魔界の天才科学者ドクター・アリンス(CV:日笠陽子)は、褒美を見返りに新たな強力な魔人の創造をマーバに依頼していた。
マーバは制御不能だった魔人ブウの失敗を踏まえ、コントロール性を重視したという魔人の素を用意。そこにアリンスのエキスとしてヨダレを加え、しばらく観察を続けていた。頃合いを見計らってマーバが取り出したのは小さな種。その種の正体はなんと栽培マンだった。マーバは「昔は外の世界の連中にも売るほどたくさんあった」と語っていたが、残りは2粒と魔界でも希少になっていたようだ。
栽培マンといえば、アニメ「ドラゴンボールZ」でベジータとナッパが地球を襲来した際に初登場したザコキャラだ。ヤムチャに抱きついて自爆し、死に追いやったことでファンに強烈な印象を植え付けた存在でもある。
「ドラゴンボールZ」から35年、デジタルリマスター版である「ドラゴンボール改」から15年の月日を経てからのまさかの展開に、SNS上では「サイバイマン魔界出身だったのかよ!!!!?」「栽培マンも魔界の生物なんかい」「確かにサイバイマンの耳も魔族だ」とファンから驚きの声があがった。
栽培マンをベースに魔人ブウのエキスを混ぜ合わせて誕生した新たな魔人・クウの姿が明らかになると、「パイクーハン…?笑」「四星龍みてぇだな」「魔人クウ…お前絶対あと変身2回残してる見た目じゃないか!?」など、懐かしいアニオリキャラや悪役との共通点にも注目が集まり、大きな話題となっていた。
アニメ「ドラゴンボールDAIMA」は故・鳥山明氏が原作・ストーリー・キャラクターデザインを手掛けた完全新作アニメシリーズ。2024年に40周年を迎えた原作の「ドラゴンボール」は、シリーズ累計発行部数が全世界で2億6000万部を超える大ヒット漫画で、「Z」「GT」「改」「超」など数々のアニメシリーズが制作されたほか、20作を超える劇場版も公開。数多くのゲームシリーズにもなっている。
第9話「トウゾク」
【あらすじ】
第3魔界で活躍する悟空たちの噂は、たちまち魔界中に広まってしまう。面倒を避けるために変装をしてホテルを訪れるが、そこは油断のならない第3魔界。トウゾクたちに正体を見破られてしまった!
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