ライバルの待つアガリ牌を続々吸収とは恐れ入る。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月10日の第1試合、東2局1本場でEX風林火山・二階堂亜樹(連盟)が、リーチをかけていた渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)のアガリ牌をことごとく食い取り、最後には逆にアガってしまうという離れ業を見せた。
 東2局1本場はU-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)が先行し、9巡目にカン4索でリーチ。これに負けじと多井も直後にテンパイし、カン5筒でリーチを打った。カン4索は山に2枚、カン5筒は山に3枚という状況。対子手で進行していた亜樹の手元には4索が2枚、5筒(赤)が1枚と、両者のアガリ牌を握り込んでいた。