ポップでカラフル、人目を引くデザインのだるま。赤や金という定番のイメージを覆したこのだるまを考案したのが、慶応義塾大学に在学中の学生起業家 髙橋史好さん(24)だ。
「日本にいらっしゃる海外のお客様向けのお土産ブランドを展開している」(髙橋さん、以下同)
 出身は群馬県高崎市。地元の伝統工芸品である「高崎だるま」をアレンジし、海外旅行者をターゲットにした商品として販売している。
 高崎だるまは、縁起のいい鶴と亀が顔にあしらわれているのが特徴。そのアイデンティティは残しつつ、色味やロゴで遊び心を演出している。