将棋の藤井聡太竜王・名人（王位、王座、棋王、王将、棋聖、22）が12月15日、準公式戦の「SUNTORY将棋オールスター東西対抗戦2024 決勝戦」に出場。東軍の伊藤匠叡王（22）との対局を開始した。
因縁対決が実現した。西軍の4連勝で迎えた第5局は、藤井竜王・名人が担当。自軍の完全勝利に向けて、同学年で東軍に属する伊藤叡王との対決となった。
両者は、今年4～6月に行われた第9期叡王戦五番勝負で激突。当時、全八冠を保持していた藤井竜王・名人だったが、フルセットの大熱戦の末に、2勝3敗でタイトルを奪われた。本局は公式戦にはカウントされないが、約6カ月ぶりの対戦に大きな注目が集まっている。
藤井竜王・名人は、「早指しの対局になりますので、一手一手集中して良い将棋をお見せできるように頑張りたいと思います」とあいさつ。伊藤叡王は、「大変な戦いになると思いますが、たくさんの方に見ていただける貴重な機会ですので、何とか熱戦“風”を演じられるように頑張りたい」と意気込みを語っていた。
持ち時間は1手30秒以内、振り駒の結果で先手は藤井竜王・名人に決まった。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
