シリアの反体制派による攻勢で政権が崩壊したあと、ロシアに亡命したアサド前大統領が初めて声明を出し、「出国は計画されたものではない」と主張しました。
アサド前大統領は16日、通信アプリで政権崩壊後初めて声明を出しました。それによりますと、「シリア出国は計画されたものでも、一部の人々が主張するように戦闘の最終局面に実施されたものでもない」と訴えています。そのうえで、「私は12月8日の未明までダマスカスに留まり、任務を遂行した」と主張しています。
アサド前大統領はその後、ダマスカスからシリア北西部にあるロシア空軍基地を経由して8日のうちにモスクワに亡命しています。(ANNニュース)
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