これが個人トップに立つ男の力だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、12月16日の第1試合でトップを取り、個人4連勝を飾ったセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)が、絶妙なアガリをゲット。道中、巧みな打ち回しを見せると、フリテンでも残り牌が山に1枚でも関係ないと思わせるもので、ファンから「天才だろ」と絶賛された。
 試合前まで、堂々の個人トップに立っていた竹内は東3局で、中の対子にソウズがやや多めの配牌を手に入れた。3着目からの巻き返しを狙っていたところ、2巡目に中を鳴いて早めの仕掛け。赤5索も持っていたことから、最低でも2000点が確保されるアガリで、軽くかわしていくものと見られていた。