【ベルギーリーグ】シャルルロワ 2-1 シント=トロイデン(日本時間12月22日/スタッド・デュ・ペイ・ド・シャルルロワ)
まさに守護神と言える脅威の反射神経だった。シント=トロイデンのGK小久保玲央ブライアンがディフレクトして軌道が変わったシュートを“海老反り”セーブ。相手選手も思わず頭を抱えるビッグプレーを見せた。
シント=トロイデンは日本時間12月21日、ベルギーリーグ第19節でシャルルロワと敵地で対戦。小久保は、第4節のデンデル戦以降16試合連続でスタメン出場となった。
小久保の見せ場は26分だった。押し込まれた状況のシント=トロイデンは、ボックス内に小久保を含めて10人が戻ってきている状況。するとボックス手前中央のMFアデム・ゾルガンがボールを受けると、食いついたMF藤田譲瑠チマを交わして左足でシュートを放つ。これがDFレイン・バン・ヘルデンの足に当たってコースが変わるも、しっかりとボールの軌道を追いかけていた小久保が、海老反りの形から左手でボールを弾き出した。
実況の瀬﨑一耀氏は「存在感抜群!好セーブ連発です小久保玲央ブライアン。少し変化したボールによく飛びつきました」と、小久保のプレーを称えている。フル出場した小久保は、スタッツサイト『FOTMOB』によるとボックス内で4つのセーブを披露。ダイビングセーブ3つに、エリアを飛び出してのボール処理も1つあるなど、2失点を喫しながらも守備で貢献した。
(ABEMA de DAZN/ベルギーリーグ)