チームの公式HPによると足のサイズが驚異の35センチという広島サンダーズの怪物フェリペ・モレイラ・ロケがアリーナを沸かせた。サーブを放つと、あまりの威力に相手のレシーブは機能せず。サービスエース、相手のレシーブミスと2連続でサーブ得点を奪ってみせた。

 1月5日に行われた大同生命SVリーグの男子第11節で、広島サンダーズは日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。その第1セットを5-6で迎えたところで、前日のGAME1で45点を決めていたブラジルの怪物が真骨頂を発揮する。

 身長212cm、靴のサイズ35cmという規格外のサイズの大男が自慢の左腕を振り抜いてサーブを放つと、ボールはネットをかすめて相手コートにイン。このサービスエースで思わず笑顔が弾けると、続くサーブでもポイントをゲットする。あまりの威力に日鉄堺ブレイザーズのルチアーノ・パロンスキーは後ろに倒れながらのレシーブとなり、ボールの勢いを殺すことができずにボールはネットを超えてしまった。

 立て続けに披露された破壊力満点のプレーにアリーナは騒然とした雰囲気に。第11節の2試合で得点を量産したフェリペ・モレイラ・ロケは、得点ランキングで2位へと急上昇。第11節終了時点で、1位のニミル・アブデルアジズ(559)の背中が見える521点を記録している。なお、試合は広島サンダーズが日本製鉄堺ブレイザーズにセットカウント3-1で勝利。GAME1とGAME2の両試合で接戦をモノにした。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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