日本製鉄とUSスチールから提訴された全米鉄鋼労組の会長とアメリカの大手鉄鋼会社のCEOは強く反発しています。CEOは「訴訟の準備は整っている」と争う姿勢を示しています。
日本製鉄によるUSスチールの買収をめぐり、違法な妨害活動を行ったとして提訴された全米鉄鋼労組のマッコール会長はANNの取材に対し「根拠のない主張には断固として反論していく」とコメントし対抗する姿勢を示しました。
一方、同じく提訴された鉄鋼大手クリーブランド・クリフスのゴンカルベスCEOは「USスチールと日鉄が自ら招いた災難の責任を他人になすり付けようとする恥知らずな試みだ」と批判したうえで「我々は訴訟を起こす準備が整っており、法廷で事実を明らかにすることを楽しみにしている」と、争う姿勢をあきらかにしました。
異例の訴訟にまで発展したこの問題は、今後、どうなるのでしょうか?
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