プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月7日の第1試合では、TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)が、役満・大三元の大チャンスを迎え、放送席にいた実況・解説が揃って「あわわわわ」「てえへんだっ!」と声を揃えて大慌てになった。
 状況は東2局。瀬戸熊の配牌は白・發・中が1枚ずつで面子は1つ、両面ターツが1つに雀頭と、お世辞にも好配牌とは呼べないものだった。ところがここから發を対子、中を対子と、わずか4巡で役満の気配を漂わせると、6巡目に發を暗刻とした。これに実況の松嶋桃(協会)、解説の石橋伸洋(最高位戦)が同時に「あわわわわ」と騒ぎ始めると、さらに2人順番に「てえへんだっ!」とパニックに。大三元の可能性を秘めた大チャンスになった。