息を潜めて狙う高打点。1月7日、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」の第2試合では、TEAM雷電の萩原聖人(連盟)がヤミテンから跳満を成就させ、ファンを沸かせる一幕があった。
パーフェクトな打ち回しだった。当試合は起家から萩原、KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)、渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)、赤坂ドリブンズ・園田賢(最高位戦)の並びで開始。注目の場面は東2局で訪れた。東1局でダブ東・赤の7800点(供託1000点)をアガった萩原は、3・4・4・赤5筒、2・4・4・7・7索、東・南・西・白といった配牌。第1ツモは3筒で、東を河に捨てた。その後も字牌を処理し、タンヤオの形へ。6巡目、七対子も狙えるイーシャンテンを選択できたが、萩原は、これを拒否した。