将棋の藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)が1月8日、東京・千駄ケ谷の将棋会館行われている第10期叡王戦本戦トーナメント1回戦で増田康宏八段(27)対戦。111手で勝利を飾った。本局は新設された将棋会館での初対局とあり、ファンは藤井竜王・名人の一挙手一投足に注目。軽やかに小走りで離席する姿に、「久しぶりにみた笑」「タイトル戦では見られない小走り」と懐かしむ声も寄せられていた。
伊藤匠叡王(22)への挑戦者を決める本戦トーナメントが開幕。前期、タイトルを失った藤井竜王・名人は1回戦で増田八段との激突となった。負ければ敗退となるトーナメント戦、さらに増田八段とは2月に開幕する棋王戦コナミグループ杯五番勝負での対戦も決まっているとあり、見どころの多い一局となった。
また、本局は前日にこけら落とし対局が行われたばかりの新・将棋会館が舞台。藤井竜王・名人にとっても初めての対局となった。旧会館とは部屋のレイアウトが変わっており、藤井竜王・名人も朝の入室時には室内を見渡す様子も見られていた。
七冠を保持し、タイトル戦を主戦場としている藤井竜王・名人にとっては、東京・将棋会館での対局は2023年6月28日に第71期王座戦挑戦者決定トーナメントで羽生善治九段と対戦して以来。一般棋戦を除くタイトル戦予選で“スーツ姿”で対局に臨んだとあり、上着を脱ぎワイシャツで腕まくりする姿も。ファンにとっても久しぶりの表情が様々見られたようだ。
激戦の終盤戦では、藤井竜王・名人が離席。時間節約のためか、小走りで部屋を出ていく様子に、ファンからは「小走りきたあ」「小走り久しぶり」「久しぶりにみた笑」「小走りかわいい」「タイトル戦では見られない小走り」「和服で小走りも見てみたい」「すたたたそうたんかわいい」「聡ちゃん足速い」と大量のコメントが押し寄せていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)