寝たきりだった92歳の母親の首を絞めて殺害した罪に問われている61歳の男に対し、東京地裁は懲役4年の有罪判決を言い渡しました。
前原英邦被告(61)は2023年、東京・葛飾区の自宅で母親の房子さん(当時92)の首をひもで絞めて殺害した罪に問われています。
9日、東京地裁は前原被告に対し、懲役4年の有罪判決を言い渡しました。これまでの裁判で検察側は「経済的困窮から無理心中を図ろうとした」などと指摘し、前原被告に懲役8年を求刑していました。
一方、弁護側は「殺害を依頼されたと被告は信じていた」として同意殺人罪の成立を主張し、執行猶予付きの判決を求めていました。(ANNニュース)
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