第1試合は絶対的エース多井隆晴(RMU)が久しぶりの登板も、アガリを掴めずにオーラスのラス抜けがやっとの3着。当試合は起家からKONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)、TEAM雷電・黒沢咲(連盟)、白鳥、BEAST X・猿川真寿(連盟)の並びでスタートした。
白鳥は親番の東3局1本場、仕掛けた高宮、猿川に対して4・7索待ちのドラ切りリーチ。7索が一発で猿川から打たれ、リーチ・一発・平和・赤の1万2000点をゲットした。しかし次局、リーチ後に黒沢へ満貫の放銃。その後は黒沢との一進一退の攻防が続いた。お互いに決定打が出ないまま迎えた南2局3本場、白鳥は8筒と7索のシャンポン待ちでリーチ。猿川、高宮との3件リーチとなり場は沸騰した。決着は猿川からの8筒ロン。リーチ・タンヤオ・赤の5200点(+300点)で黒沢を再逆転、トップ目に立った。
南4局は苦しい配牌をクイタンで仕掛け、自らツモって2000点で幕引き。多井のマイナスを消し、7位のEX風林火山、そしてセミファイナル進出のボーダーラインとなる6位のKADOKAWAサクラナイツとの差を詰めた。
試合後は「良かった…」とまず一言。オーラスの仕掛けについては「怖かったけど、行ける時に行っておかないとダメかなと。すごく怖かったですが、うまくいきましたね」。東3局2本場の放銃については「形式テンパイを取らずリーチまで行って赤5索で放銃、これはどうなのかと帰ってから(チームメイトに)聞きたいです」と反省も忘れなかった。
対戦相手や解説の面々も刺激になったようで「沢崎さんが解説で来ていて、黒沢さんはすごくリスペクトしていて、楽しみだったんですよね。ちゃんとやらないとまずいなという気持ちになっていたのが良かった」としみじみ。
「今日は3着・1着で、ポイントを結構伸ばすことができたんじゃないかと思います。あとどのくらいトップが必要かわからないですが、本当に現実的な位置にいると思います」とセミファイナルを見据えた白鳥。その頼れる姿にファンからは「しょーちゃんナイストップー!」「アベマ良く上がってきたわ」「かちまくれ!」「白鳥めちゃくちゃ上手かった!」「アベマズいけるよ!」と熱いエールが多数投げかけられていた。
【第2試合結果】
1着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)3万6300点/+56.3
2着 TEAM雷電・黒沢咲(連盟)3万1100点/+11.1
3着 KONAMI麻雀格闘倶楽部・高宮まり(連盟)3万300点/▲9.7
4着 BEAST X・猿川真寿(連盟)2300点/▲57.7
【1月10日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +776.1(56/96)
2位 セガサミーフェニックス +523.5(56/96)
3位 U-NEXT Pirates +283.7(56/96)
4位 TEAM雷電 +38.4(58/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +34.3(58/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲99.1(56/96)
7位 EX風林火山 ▲267.9(58/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲274.5(58/96)
9位 BEAST X ▲1,034.5(56/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)





