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【映像】関東B・渡辺監督からの報告

 監督不在も任せろ!関東B・監督代行の永瀬拓矢九段(32)が立ち上がった。全国を8つのブロックに分け、エリア対抗の形式で行われる団体戦「ABEMA地域対抗戦2025 inspired by 羽生善治」の監督会議の模様が1月11日に放送された。足の怪我により大会を欠場することとなった渡辺明監督(40)は、代行に永瀬九段を指名。ABEMAトーナメントでも優勝経験を持つ実力者は、「渡辺先生の分もチームのみんなと力を合わせて優勝に近づけるように頑張りたい」と強く意気込みを語った。

【映像】関東B・渡辺監督からの報告

 左膝の怪我の影響により、今期の地域対抗戦の欠場を決断することとなった関東Bの渡辺九段。監督会議では、東京都出身の伊藤匠叡王(22)、郷田真隆九段(53)、中村太地八段(36)と、横浜市出身の永瀬九段を出場登録棋士として発表していた。

 渡辺監督は改めて、「足の状態が良くなくて手術を受けることになった」ことを報告。欠場後の代行監督として永瀬九段を指名した理由については、「今までABEMAトーナメントでもリーダーの経験がありますし、昨年も地域対抗戦に出ているので、その経験を含めて監督代行をお願いできればと思った」とコメント。永瀬九段は、「私では足りない部分もありますが、渡辺先生の分もチームのみんなと力を合わせて優勝に近づけるように頑張りたいと思います」と快諾していた。

 永瀬監督代行は、「序列で言えば伊藤叡王、年齢で言えば郷田九段になりますが、辛さで見たら私が一番かなと思います(笑)。渡辺監督にはその点を重視していただいたのかなと思っています」とも。公式戦での実績はもちろん、ABEMAトーナメントで2度の優勝に導いたリーダーシップを地域対抗戦でも発揮する。

 また試合には、叡王のタイトル経験者で横浜市出身の高見泰地七段(31)を緊急招集。渡辺監督は「昨年から有力な候補だったので、高見君にお願いしたいと思った」とし、信頼を寄せていることも強調していた。

 永瀬監督代行が率いることとなった新生・関東B。前年の準優勝から、目指すは頂点のみだ。不在となる渡辺監督へ吉報を届けるべく、今走り出す。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合は監督と出場登録棋士4人の計5人が参加。全員が1局ずつ指す「ステージ1」と、ステージ1で勝った棋士が負けるまで指し続ける「ステージ2」に分かれ、5人を先に倒した方が勝利チームとなる。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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