Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月13日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は今シーズン、13戦していまだ勝利がないKADOKAWA・岡田紗佳(連盟)。状況次第ではチームのレギュラーシーズン突破にも暗雲が立ち込めかねないが、自身の新年初戦で長いトンネルを抜け出すか。
岡田の今期成績はトップから0・3・2・8。途中、暗黒の6連敗を喫した時期もあったが、気丈に卓に向かい続け、本人もチームもファンも待つ初勝利へ打ち続ける。チームはマイナスが100ポイント近くまで増え、7位の気配が近づいてきた。このじわじわ後退するムードを消し去るには、やはり岡田の初トップが最高の薬だ。
チームとしては相当苦しい状況なのがBEAST X。中田花奈(連盟)も早々の今期1勝を挙げてから2勝目が遠く、トップから1・2・2・6と、個人成績も32位まで落ち込んだ。日々、進化は見せているものの、分厚いMリーグの壁に跳ね返されている。待望の2勝目で、久しく明るい話題がないチームを照らせるか。
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)は3ケタプラスを維持はしているものの、個人で2度目のMVPを狙いに行く選手としては、最近やや苦戦中。思うようにポイントを伸ばせていない。チームが3位と好位置につけている間に、瑞原も再び状態を上向きにして、再度上位戦線を狙う。
リーグ2位のセガサミーフェニックスからは、個人3位の醍醐大(最高位戦)が出る。首をひねる展開が多かった昨シーズンとは真逆に、むしろ恵まれすぎて目を丸くするような試合も多いが、チャンスを逃さないのも実力のうち。十分にMVPを狙えるだけに、美女雀士3人の魅力に惑わされず、骨太な麻雀で勝利を掴む。
【1月13日第1試合】
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人36位 ▲433.1
セガサミーフェニックス・醍醐大(最高位戦)個人3位 +240.7
BEAST X・中田花奈(連盟)個人32位 ▲297.4
U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)個人11位 +118.4
【1月10日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +776.1(56/96)
2位 セガサミーフェニックス +523.5(56/96)
3位 U-NEXT Pirates +283.7(56/96)
4位 TEAM雷電 +38.4(58/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +34.3(58/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲99.1(56/96)
7位 EX風林火山 ▲267.9(58/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲274.5(58/96)
9位 BEAST X ▲1034.5(56/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
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