1月11日、大同生命SVリーグ第12節が各地で開催され、ウルフドッグス名古屋はジェイテクトSTINGS愛知とのダービーマッチを迎えた。注目のシーンは第2セット、21ー20でWD名古屋がリードして迎えたところ。

 STINGS愛知のサーブを受けて、セッターの深津英臣はレフトに構えるティネ・ウルナルトを選択。スロベニア人アウトサイドヒッターは、ジャンプ動作から右手を引いてアタックを狙う。しかし次の瞬間、空中でこのモーションをキャンセルすると、意表をついて左手でスパイク。STINGS愛知の2枚ブロックは完全にタイミングをずらされ、飛び込んだ関田誠大も拾うことはできなかった。 

 見事なフェイントにアリーナは大歓声。実況の土井悠平氏も「ウルナルト、左手でいきました!ここは柔軟な対応を見せたウルナルト」と驚きを持って伝えた。また、SNSでは「凄すぎる!」「トスが微妙に合わない時に、咄嗟に出る左手でのフェイントというかタッチってほぼ決まるよな」「ウルナルト」「素晴らしい咄嗟の判断」「これは騙される」など、ウルナルトのプレーを称える声が見られた。なお試合はWD名古屋が3ー0のストレート勝ちで愛知ダービーを制している。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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【映像】場内騒然の驚愕“フェイント”でスパイク
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