1月12日に行われたSVリーグ女子第12節で、ヴィクトリーナ姫路は群馬グリーンウイングスと対戦した。注目のシーンは、姫路が2セット連取して迎えた第3セット、4ー5とビハインドの場面だった。

 群馬のサーブに対して姫路のアウトサイドヒッター・渡邉かやがレシーブ。ボールはセッターの柴田真果へと返った。レフトとライトがそれぞれジャンプモーションに入る中、柴田の選択は意表を突いた2アタック。群馬の守備がブロックを作る前に、柴田が柔らかいアタックを狙った。すると、飛び込んだ群馬のリベロも届かない絶妙な位置へとボールが落ち、姫路のポイントとなった。

 実況の粟村哲志氏は「ツーで返していった柴田。先ほどのセットでもこの攻撃がありましたけど、相手コートをよく見ています」と柴田の視野の広さを称えた。柴田の2アタックで追いついた姫路は、結局このセットも取り、3ー0のストレート勝ちとなった。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)

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