十両五枚目・安青錦(安治川)が十両七枚目・栃大海(春日野)を下した一番での出来事。十両2場所目、ウクライナ出身の人気若手力士・安青錦は、立ち合い低い姿勢で当たると、はたき込まれても落ちない粘り強い攻めを展開。抜群の体幹を発揮し、素早く踏み込んでもろ差しになると一気に栃大海を押し出した。
見事に勝利した安青錦だったが、決着がついた際、勢い余って土俵下へ転落。控えていた行司の木村庄三郎に直撃し、転倒した庄三郎の烏帽子が脱げてしまうアクシデントが発生した。一方の栃大海も審判を務めていた元前頭・蒼樹山の枝川親方と接触。だが無事だったようで、むしろ人気力士が間近に迫った客席のファンは笑顔を見せていた。勝った安青錦は3勝目、敗れた栃大海は2敗目。
待機中の行司に思わぬ災難が降りかかると、ABEMAの視聴者も「あぶない」「行司さん被弾」「烏帽子ぬげた」「親方もW被弾」とヒヤリ。ファンからは「行司さんも命がけ」「観客は嬉しそう」と指摘するコメントも寄せられた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
この記事の画像一覧2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗





