反響を呼んだのは序二段四十六枚目・康誠(秀ノ山)。小学生時代、小さな体格ながら大きな相手を抜群の体幹で下した映像が話題を呼び、将来への期待が寄せられるなか中学卒業後の令和6年(2024年)五月場所の前相撲でプロデビュー。身長160センチ・体重68キロと現役最小兵ながら多彩な技と身体能力を武器に着実に番付を上げ、“ちょんまげ姿”で臨む今場所では自己最高位を更新している。
しかしキレのある相撲を見せるも、1番相撲、2番相撲では惜しくも敗れて2連敗中と苦戦していた康誠。3番相撲となった六日目の取組では、身長180.5センチ・体重101.1キロと一回り大きな序二段四十五枚目・霧乃華(荒汐)と対決した。
立ち合い素早く潜り込んだ康誠は、相手に抱え込まれるも、下手を取ると機敏な動きで回り込み、鮮やかな下手捻りを決めてみせた。初々しい“ちょんまげ”が乱れるほどの豪快な投げに、客席からも「おお!」とどよめきが沸き起こった。ようやく本領を発揮し、初日が出た康誠はこれで1勝2敗とした。敗れた霧乃華は3敗目を喫した。
抜群のセンスで体格差を見事に制した康誠に、ABEMAの視聴者も「ナイス!」「これはスゲー」「康誠らしい勝ち方」「小兵だけど大したもん」「体幹すごい」「天才少年1勝!」と驚きの声を上げた。(ABEMA/大相撲チャンネル)
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