■“結果人間”をアピール「圧倒的な成果を出すことは当たり前」

坂之下英樹(九州旅客鉄道株式会社 人事部人事課 課長代理):長期インターンの成績1位の話、この過程の中で一番頑張ったことを教えてください。

水野:行動面とメンタル面があります。行動面に関しては、それまでの結果が1日80件しか架電ができていなかったので、1日200件は絶対できるようにしていました。メンタルに関しては、1位を目指す・絶対結果を出すとなったらプライドを捨てることが第一だと思ったので、先輩社員の方々に「お願いします」と頼み込んでロープレで行い、フィードバックを頂いていました。

【写真・画像】“結果人間”就活生が一流企業の面前で猛アピール 「本気度伝わる」「うちでは物足りないのでは」 2枚目
拡大する

菊池誠晃(株式会社デジタルプラス 代表取締役社長):結果への本気度、素直さ、実直さが非常に伝わってよかったです。それぞれ目標設定、どこを目指すか、ここってどのように決めていきましたか?

水野:必ず1位は目指していました。ただ、その中で他の人よりも圧倒的な成果を出すことは当たり前だと思うので、情報収集をしていました。それこそ、今まで1位を達成した人はどれぐらい架電していたのかとか。中学のトロンボーンに関しては、自分の力に圧倒的な自信があったので、うまい人が集まっている中で勝ってさらに自信を増幅させ、技量も上げていきたいと思ったので、そういう競争率が高いところを積極的に選んでいました。

小南秀光(株式会社プロディライト 代表取締役社長):結果を出すまでは、周りの方が非常に大事だと思う。結果を出した後、周りの方に感謝を伝えたりとかはされたんでしょうか?

水野:先輩社員の方々から「ちょっと受け答えが機械的だから、もっとちゃんと相手と向き合ったほうがいいよ」というアドバイスをいただいたりもしました。1位を達成した後に、その先輩社員の方に「アドバイスのおかげで成果が出せました」と言っていました。その後、後輩もいたので、営業という側面からメンタルも落ち込むことがあるので、「ちょっと一緒にメシ行こうぜ」とサポートしたりして、なるべく還元するようにしていました。

藤原結衣(ロート製薬株式会社 人事総務部人事2グループ兼広報・CSV推進部 広報グループ):ロートの営業であれば、2年目や3年目になればチームをリードする立場になります。そういった立場になった時、チームとしてどういうふうに結果を出したいと思いますか?

水野:背中を見せるタイプのリーダーシップに基づいて、行っていくと思っています。まず自分が誰よりも成績を出した上で、部下に関してはそれぞれの個性があるのでそれを尊重しながら、少しだけアドバイスをしていく。そうしたことで売上アップに貢献すると思います。

■採点結果「結果への真摯さが磨かれていく」「うちでは物足りないのではと」
企業の“年収500万円オファー”を筑波大生が獲得! 古舘伊知郎「みなぎる自信はどこから?」
この記事の写真をみる(2枚)