見ている方も息切れしそう。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」1月17日の第2試合。EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)が役満・四暗刻をテンパイしてリーチ。赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)の先制リーチとめくり合い、熱血実況のボルテージは最高潮に。その後の幕切れには視聴者も驚きの声を寄せた。
場面は南1局、松ヶ瀬は中が暗刻でドラ2筒が対子というチャンス手を迎えていた。5巡目に七対子のイーシャンテン。6巡目に7索が暗刻になると、役満・四暗刻が見えてきた。実況の日吉辰哉(連盟)は「でもこれ、ポンですよね?高すぎるので」と解説の谷井茂文(RMU)に水を向けると谷井もまた「高すぎるよね…」と、役満にはならないだろうという意見が一致した。
しかし場を見渡すと、松ヶ瀬が欲しい牌は山にごっそりと残っている。日吉はこれに気付くと「ありすぎる!来い!」と絶叫。視聴者も「どっちなんだい!」「ぶつかるな」「四暗刻!四暗刻!」「ガセオーラ出てるんじゃない?」と騒然となる。先に渡辺がテンパイ、2・5筒待ちでリーチをかけた。同巡、松ヶ瀬は一万を暗刻にして、ツモり四暗刻のテンパイだ。日吉は「来た!2筒1枚、七万1枚、行けー!」とまた絶叫。谷井は「うわあ…怖いよ…」と戦々恐々だ。視聴者は「雷注意!」「こい!」「卓破壊しろ!!」「バチコンするか?」「ざわざわ」「バチコーンあるねw」と大騒ぎ。
渡辺と松ヶ瀬、どちらの待ちも山に2枚ある。しかしその牌がなかなか山から掘り起こせない。終盤、渡辺が切った4筒に茅森がチー、5・8筒待ちのテンパイを取った。役満成就の可能性はまだ残されている。日吉は「牌割っちゃいそう!」と悲痛な叫び、谷井は「血管切れそう」とてんやわんや。しかし松ヶ瀬の最後のツモでも待ち牌は現れず、渡辺もツモれない。
「まさかの伏兵」が持っていった



