コロナ禍をきっかけに、日本国内でも事業を拡大したフードデリバリー「Uber Eats」だが、昨年末あたりから、利用者から配達員が決まらない、たとえ決まっても配達の遅れやキャンセルが増えていると、不満の声が出ている。さらに注文を受けた店舗からも、料理を作っても取りに来るのが遅く、冷めてしまうという嘆きの声も出た。
ネット上では、配達員を名乗るアカウントから「Uber Eats側が配達員に払う単価を引き下げ、それに納得しない配達員が溢れている」という発信があった。配達員は、配達のリクエストがあると、商品を受け取る店と届け先、所要時間、報酬の金額などを確認し、依頼を受けるか否か判断するが、この報酬単価が下がったことで、配達員不足を招いたという。Uber Eats側は「ABEMA Prime」の取材に「プラットフォーム全体での報酬は下がっていない」としている。番組では配達員として働く当事者、専門家と現状を分析した。
■配達員「時給換算したら2000円が1800円になった」
