東京都全域で実現「給食無償化」なぜ国ではできない？財源、不公平…ハードルクリアのポイントは 海外では実施例複数

　東京都全域の公立小中学校で、2025年から学校給食の無償化が実現した。これまで23区などで実施されていたが、東京都の支援が厚くなったことなどを受けて、都内すべてに拡大した。しかしながら、全国的には無償化になっていない自治体も多く、国の政策による実現を求める声もある。世界を見ると、今月から開始したインドネシアのように、すでに導入済みの国もある。
　立憲民主党、国民民主党、日本維新の会の野党3党は先月、学校給食無償化法案を国会に提出した。維新は自民・公明の与党とも議論を進めていて、財源や公平性が論点となるとみられる。『ABEMA Prime』では、全国を対象とした給食無償化に向け、ハードルを解消する方法を議論した。