「対象年齢50歳以上」というマッチングサイト「ハハロル」が話題だ。日本で初めて、精神科医が監修したマッチングサービスで、年間7万人を超える孤独死と、超高齢化社会にある国内において、課題解決の一つとして期待されている。監修した物部真一郎氏は「シニア層に対して、孤立・孤独が非常に課題として残っている。パートナーを作る必要があると思い、マッチングサービスをしている」という。「ABEMA Prime」では利用者を取材。2年前に40年連れ添った妻と死別した72歳の男性も、登録後に共通の趣味を持つ女性とマッチング。「1人でどう生きようと思っていた」中、新たな人生を歩み始めている。
サービスの利用者である山田さん(仮名)は2年前に妻と死に別れた。子どもたちは独立していたため、人生で初めてという一人暮らしになった。「妻が亡くなって2年も経つというところで、これから先、1人でどうやって生きていこうかなと思った時に」家族から、同サービスを紹介された。すると登録から約2カ月で、女性から10数件のアクションがあり、自ら希望していた年下、また趣味であるゴルフという共通項があった1人とやり取りをするようになった。女性は恋人かという問いには、「そこをどんな定義をしていいのかわからない。そんなことを直接聞くわけでもないし、互いに今、連絡を取り合って楽しい時間を過ごしている」という。将来的には同棲や結婚も想像はするが、それもお互いの状況次第だという。
2年前に妻と死別した山田さん■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上“西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・「ABEMA NEWSチャンネル」がアジアで評価された理由
・「ABEMA NEWSチャンネル」知られざる番組制作の舞台裏