<大相撲一月場所>◇七日目◇18日◇東京・両国国技館
前頭十一枚目・尊富士(伊勢ヶ濱)が、前頭九枚目・欧勝馬(鳴戸)を下した直後に珍しく“鬼の形相”。最後、相手を豪快に吹っ飛ばす姿に「どこまで吹っ飛ぶんだ」と相撲ファンは騒然となった。
青森・五所川原市出身の尊富士は、昨年の三月場所で新入幕優勝を果たし、110年ぶりの快挙を達成している。青森県出身力士の優勝は1997年の九州場所での大関・貴ノ浪(三沢市出身)以来27年ぶりで、地元ファンは歓喜に沸いた。
スピード感あふれる突き差しや押しを特徴としている。強い相撲でファンを喜ばせている一方で、土俵上でも非常に紳士的な振る舞いを見せており、例えば土俵下に落下した対戦相手の元に寄っていき、手を差し伸べることも珍しくはない。
ファン「尊富士、怒ってる?」2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



