十両優勝争いのトップタイにも並んでいる安青錦。ベテラン37歳の佐田の海と対戦した十日目の取組では、立ち合い頭を下げて当たると、低い姿勢を崩さず粘り強い攻めを展開、最後は頭をつけて一気に寄り切り勝利した。若手力士の快進撃に、館内には大歓声が響いた。安青錦は1敗を死守して9勝目を挙げ、来場所での新入幕も視野に。見事入幕を果たせば、初土俵から所要9場所のスピードでの新入幕となり、常幸龍と尊富士に並ぶ最速記録となる。一方、敗れた佐田の海は5敗目を喫し、星が五分となった。

 身長180センチ・体重136キロとやや小柄ながら、抜群の安定感と優れたテクニックを持ち、“下から下から”を徹底した攻めで経験豊富な相手を圧倒した安青錦。その活躍に相撲ファンも「絶対本物」「天才肌だこの人」「超技巧派」「強いな。前傾が崩れない」「終始頭を付けていて基本に忠実だね」と衝撃を受けていた。
ABEMA/大相撲チャンネル)

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【映像】天才だ…20歳ホープの“超技巧派”な相撲
【映像】天才だ…20歳ホープの“超技巧派”な相撲

2025年11月場所 千秋楽

更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗

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