Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2024-25」、1月22日の第1試合に出場する4選手を発表した。注目は個人首位を快走するセガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)。トップを取れば、ついに+500ポイントの大台に到達する。快挙達成なるか。
もはや竹内が今年からMリーグに参戦したことなど覚えているファンもいないのでは、というほどの勝ちっぷりだ。今期成績はトップから8・5・2・1。16戦して8勝・13連対となれば、400を超えるプラスポイントも不思議ではない。トップなら、もれなく+500の世界へ突入。歴代MVPも最終的には500ポイント台で終わったことはないだけに、竹内は1年目から前人未到の領域へ挑戦することになる。
Mリーグの記録に挑戦し、惜しくも更新がならなかったのは赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)。前回の試合では、初の個人6連勝をかけて戦ったが、トップならず。快進撃も一休みになった。ただ、チームは相変わらずの絶好調。この試合で浅見がトップ、もしくはプラスが大きな2着が取れれば、ついに+1000ポイントという大台を達成する。
大量ポイントを持つ2チームを追う3位が、昨年「圧倒的に勝つ」を実現し、レギュラーシーズン、セミファイナルシリーズ、ファイナルシリーズと全て首位の完全優勝を果たしたU-NEXT Pirates。ステージが進む度に、ポイントが半分になるとはいえ、やはり大きなポイントを持っていることのアドバンテージが大きいことを証明したチームだ。リーダー小林剛(麻将連合)は、まだ本調子ではないが、強敵相手でこそ入るスイッチがあるかもしれない。
絶体絶命のBEAST Xに力を与えるトップを取り始めたのが鈴木大介(連盟)だ。役満・大三元を含む、今期最高スコアの特大トップを取り、雰囲気が一変。次の試合でもトップを取るなど、急速にポイントを回復し、一時1000ポイントを超えたマイナスも▲853.5にまで減らした。レギュラーシーズン突破には、まだまだ奇跡的な連勝が必要だが、残り34試合あれば、まだまだ考えてもいい奇跡のレベルだ。
【1月23日第1試合】
赤坂ドリブンズ・浅見真紀(最高位戦)個人4位 +269.4
セガサミーフェニックス・竹内元太(最高位戦)個人1位 +462.3
BEAST X・鈴木大介(連盟)個人26位 ▲146.0
U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)個人28位 ▲161.9
【1月21日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +984.2(62/96)
2位 セガサミーフェニックス +543.4(62/92)
3位 U-NEXT Pirates +164.7(62/96)
4位 TEAM雷電 +17.1(64/96)
5位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲71.5(62/96)
6位 KADOKAWAサクラナイツ ▲141.0(62/96)
7位 EX風林火山 ▲318.0(62/96)
8位 渋谷ABEMAS ▲365.4(62/96)
9位 BEAST X ▲853.5(62/96)
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・【裏話』『インフォーマ』演者たちが語るタイでの撮影秘話