「すごいの出た」「タックルみたい」ベテラン力士、執念の“珍手”で一気 館内拍手 大相撲 2025/01/24 13:26 拡大する <大相撲一月場所>◇十二日目◇23日◇東京・両国国技館 33歳のベテラン力士が、執念の“珍手”で勝利する取組があった。発生割合0.1パーセントの珍しい決まり手で必死に白星を掴む姿に館内からは拍手が湧き、「タックルじゃん」「タックルみたい」とコメントも寄せられた。 序二段二十五枚目・浜田山(芝田山)と序二段二十七枚目・福生龍(湊)の一番。33歳のベテラン・浜田山は立ち合い低い姿勢で当たると、背の高い福生龍ははたき込もうとしてきた。だが落ちずに食らいついた浜田山は、相手の足を両腕で掴み、一気に前進。そのまま押し出すように相手力士を土俵の外へと運んで勝利した。まだ観客もまばらな館内には拍手が沸き起こった。 続きを読む