妻の死の翌年に起こした飲酒運転事故「天国の妻に誓って二度と酒は飲まない」

【写真・画像】嘉門タツオ、最愛の妻の死と過去の過ち…飲酒運転騒動からの復帰に密着「妻がいない寂しさに負けない」 5枚目
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 一人になった嘉門は、2023年1月、日本酒を1合半ほど飲んだのち、車を運転し追突事故を起こした。

嘉門:妻が2022年に亡くなって、2人でよく飲んだり食べたりしていたんです。まぁ、それを言い訳にするのもいかんのですけども。そういう意味で、妻がいないっていうことに対する気の緩みっていうか、そういうのでちょっと飲んで、運転してしまったということなのかも分からないです。それは大いに反省すべきところです。

――立ち直ってなかった?

嘉門:そういうこともあったのかも分からないですね。それを理由にするのはいけないですけど。

――普段から結構お酒は飲まれるほう?

嘉門:そうですね、結構飲んでいたんですけど、飲んで運転するなんてことは本当に一切なかったんです。
スーパー銭湯に行こうと思って、その前にちょっと豊洲の寿司屋にお腹減ったから寿司食べに行って。そこでも本当は飲んだらいかんのですけど、魔が差したというか。飲んでしまったら、そこの温泉センターに行く途中、5分で行く途中で、バーンとぶつけてしまって。飲酒運転はやめましょうみたいなキャンペーンみたいなことも自らやってたのに。

――免許はどうなってますか?

嘉門:免許はもう返納というか、本当は2年経ったらまた取れるけれども、もう取らない。車は一切乗らないです。

――今、お酒はとの距離感というのは?

嘉門:そこからもうインタビューも受けて、「天国の妻に誓って二度と酒は飲まない」というロングインタビューとかも取りました。

――復帰にあたって被害者の方と話しはしましたか?

嘉門:もちろん先方がどうぞ活動なさってくださいっておっしゃっていただいたので。もうできる限りのことをさせていただきますということで、活動を再開させていただいております。

 最愛の人の死と自らが犯した過ちを抱え、嘉門は2025年3月に発売する6年ぶりとなるアルバムを制作中。その中には、こづえさんと通った焼き鳥店を歌った1曲が。

嘉門:これは“焼き鳥バカ一代”という曲。これはもう二百何十回と亡くなったうちの奥さんと通った店。一番好きなレストランで。予約が取れないです。ここの店主の池川さんっていう人の焼き鳥愛に打たれて。ずっと僕が歌を作って、妻に聴いてもらって、「そこをこういうふうに直したら?」とかいう妻からアドバイスもくれていたんですが、この歌に関しては一切のダメ出しがなかった。うまいこといったなっていう感じです。

 一方で、こづえさんとの思い出を、すべてさらけだすのには心の整理がまだできていないという。

嘉門:彼女との思い出を切々と歌った、彼女を送る会とかで歌った曲もあるんですけど。それはまだちょっと今は封印して、一応置いてある。アルバムに入れるタイプでもないので。その彼女との14年間というのはなかなか濃かったので。

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