“パネリスト全員が結果を出している経営者”という実験的トーク番組、ABEMA『For JAPAN #40』が1月24日に放送。「日本の医療を改革するには?」というテーマに経営者らが切り込んだ。
株式会社KOTONAの山崎晶久代表取締役は、『自分の命は自分で守る!』と書いたフリップを提示。「国民皆保険というすばらしい制度のおかげで、日本国民はかなり甘えている。老後に医療費がかかることは見えている中で、若い人には『今がむしゃらに働け』『老後のために資産運用を』と思うが、目の前の遊ぶ金欲しさに生活している人がいたりする。まだ自分事化されていない」と述べる。
また、株式会社B4Aの植松正太郎代表取締役CEOも『医療機関も患者も、自分の身は自分で守れ!』との主張だ。「国民皆保険制度が崩壊する前提でアクションしていくべきだと思う」とし、「患者の立場では、少ない自己負担額で医療サービスを受けられる現在の環境は継続しないので、負担が3〜4倍になるのも遠くない将来だと思う。その時、費用負担ができる人とできない人に分かれるが、正しい情報を選別して予防医療に取り組むことが最低限求められる」「医療機関側も、国民皆保険制度がなくなった時に健全に運営できるようなサービスの取り組みをしていくべき」と投げかけた。
医療法人理事長「他の一般的な分野の常識とはかけ離れている」
