将棋の藤井聡太王将（竜王、名人、王位、王座、棋王、棋聖、22）に永瀬拓矢九段（32）が挑戦する「囲碁将棋チャンネル 第74期ALSOK杯王将戦七番勝負」が1月26日、京都市の伏見稲荷大社で第2局2日目の対局を行っている。注目の一戦は、先勝スタートを切った藤井王将が積極的な指し回しを見せており、緊迫の局面を迎えている。互角の状況から抜け出すのはどちらか。今後の展開から目が離せない。
藤井王将が前日に封じた43手目の開封から再開された第2局2日目。封じ手は角を手放す決断の一手で、藤井王将は積極的に局面のリードを目指している。両者ともに直線的に相手陣へと向かっており、盤上の緊張感が高まる。休憩明けから激しい戦いとなることが見込まれており、終盤戦へ向かう今後の進行に注目度は増すばかりだ。
シリーズは、藤井王将の1勝0敗で推移。防衛4連覇を目指す藤井王将は、本七番勝負を制覇した場合、谷川浩司十七世名人（62）が保持するタイトル獲得数27期に並び、歴代5位となる。驚異のスピード感で金字塔を打ち立てる藤井王将は、今期快記録をマークすることができるのか。
一方、王将初奪取を狙う永瀬九段も簡単には譲れない。用意の作戦とみられる「横歩取り」の本局で何としてでも追いつき、星を戻したいところだ。注目の第2局“京都対局”を制するのはどちらか。持ち時間は各8時間。
【昼食の注文】
藤井聡太王将 抹茶そば、煎茶
永瀬拓矢九段 王将戦特製弁当、献上宇治抹茶、フレッシュジュース（オレンジ、グレープフルーツ）
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王将 1時間56分（消費6時間4分）
永瀬拓矢九段 2時間32分（消費5時間28分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
藤井聡太王将が開幕2連勝「非常に難解」“伏見稲荷対局”で挑戦者・永瀬拓矢九段を破り防衛4連覇へ前進／将棋・王将戦七番勝負
