<大相撲一月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館
この力士は場所中、何度だってファンを楽しませてくれる。前頭四枚目・宇良(木瀬)が、小結・若隆景(荒汐)を押し出しで下した一番で、勝利した瞬間に宇良は、謎のポーズを取りファンを笑顔にさせた。そんなお茶目な姿に視聴者は「最後どんなポーズよw」「まじでエンターテイナーだ」などの声を寄せた。
立ち合い、低い体勢で若隆景にあたっていった宇良は、相手の中にスポッと入り、そのままの勢いで押し出し。対戦成績が0勝だった苦手な相手を見事に撃破し、館内は大きく沸いた。これで宇良は7勝7敗となり、千秋楽に勝ち越しをかけて大関・大の里(二所ノ関)とぶつかる。一方、7敗目を喫した若隆景も勝ち越しをかけて前頭六枚目・一山本(放駒)と取組を行う。
そして注目を集めたのは宇良が勝利を決めた時に一瞬見せたポーズ。このなんとも愛らしいお茶目な姿を受け、視聴者は「決まり手気功砲」「波動拳でたな」「かめはめ波?」など、さまざまな技に喩えていた。
攻めても守っても予測のつかない動きを見せる宇良2025年11月場所 千秋楽
更新日時:2025/11/23 19:08
※ ○=勝ち、●=負け、□=不戦勝、■=不戦敗



