その直後、ガブリエルさんは地面に倒れている男性を見つけ、彼のもとへ駆け寄った。寒い屋外で長時間、抗議を続けた結果、低体温症になってしまったようだ。その場には「やばいやばい」「温めて。何かかけろ!死んじゃうぞ」と緊迫した声が飛び交い、プジョルジョDも救護に参加。命の危険があると判断し、近くに停めていた取材班の車に、低体温症の男性を運び込んだ。しかし不法移民であるその男性は、移民局に報告されるリスクを恐れ、病院の受診を拒否。プジョルジョDは男性が回復するまで車を貸すことにし、「36番ルート」での取材を終えたのだった。
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