【写真・画像】ウソだろ…世界最速ラリーカー、衝撃コースアウトでマシン大破 「よくこれ復帰しましたよね」奇跡の生還に放送席驚愕 1枚目
【映像】曲がらない!あわや大惨事の戦慄アクシデント

 2025年のWRC開幕戦「ラリー・モンテカルロ」でクラッシュが発生。ドライバー自身も思わず「ゾッとした」とコメントしたアクシデントの一幕があった。

【映像】曲がらない!あわや大惨事の戦慄アクシデント

 日本時間1月25日に行われたデイ3のSS11「オスロン」は、南フランスの山岳コース。カテゴリー上位のWRC1勢が走り終えると、WRC2のマシンたちが順に走行し始めていく。白いボディにブラックとライトイエローの差し色が目立つ、ニコライ・グリアジンのシュコダのマシンも颯爽とスタートを切った。

 天候は曇りで路面はドライながら、多くのWRC1マシンの出走後ということで、一部に土や泥が散らばっている。WRC2のなかでは比較的早めに走り出したグリアジンだったが、少し難しい路面コンディションだったようだ。フィニッシュシーンを見ると、鮮やかな色合いだったフロントバンパーが大きく破損していた。プレイを確認すると、どうやらコース途中の左コーナーで曲がりきれずにコース右脇の土手に乗り上げてしまい、マシンの右フロントを打ち付けてしまった様子。コース左側が崖だったことを考えると、右側の土手でよかったと言えなくもないが、これでタイムロスを免れることはできなかった。

 フィニッシュ後、グリアジン本人は、「ゾッとしました。とにかくグリップがなかった。ドライな感じはしたが、路面が汚れていてマシンを左右に振られました。トリッキーなステージで難しかったです」と素直に語っている。それでもグリアジンはSS11を終えて総合12位につけていたが、同26日の最終日を終えて総合9位まで順位を上げ開幕戦をフィニッシュした。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)

【映像】大会ハイライト - WRC 世界ラリー選手権2025 - ラリー・モンテカルロ
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