子どもの“読解力”低下が顕著? 「“線を引くからその箇所を言ってくれ”と、明確な根拠を求めがち」 低下が続いた社会は「悲惨な結果になる」 ABEMA Prime田村淳 2025/02/01 11:30 拡大する 近年、多くの教科で重視される傾向にある「読解力」。ただ、去年の全国学力テストを見ると、中学生の国語の“読む力”が前年度より15.7ポイントも低下している。一端として、SNSでの短文文化や、本より動画を見ているからとの指摘もある。 もし、このまま読解力が低くなっていったら――。日本の未来について、『ABEMA Prime』で考えた。 「ただよび」校長で現代文講師の宗慶二氏によると、現代文の成績は2極化が顕著で、特に中間層の低下が著しいという。読解力低下の理由としてあげるのは、コロナ禍で対面型の交流が減少したことが1つ。どう見られているかを気にしないようになり、社会性が低下したという。もう1つが、テクニック論重視の教育で、受験勉強などで効率よく成績を上げるタイパ重視の価値観が強まったことをあげる。 続きを読む 関連記事