【写真・画像】左は崖、右は岩…世界ラリー、“断崖絶壁の峠道”で衝撃アクシデント! 岩肌接触の瞬間にSNS驚愕 1枚目
【映像】僅かに膨らんだ次の瞬間…岩肌接触の衝撃シーン

 世界ラリー選手権(WRC)の開幕戦「ラリー・モンテカルロ」で、衝撃的なアクシデントが発生した。伝統と難攻不落のコースで知られる同大会で、昨季のチャンピオンドライバーが危機一髪の状況に陥った。

【映像】僅かに膨らんだ次の瞬間…岩肌接触の衝撃シーン

 問題のシーンは、日本時間1月26日に行われたデイ4のSS14で起きた。ヌービルが走行中、マシンがアウト側へ僅かに膨らみ、コース右側の岩肌にヒット。左側は崖、右側は岩という極めて狭い峠道で、チャンピオンでさえも苦戦を強いられる結果となった。

 この衝撃的な瞬間は、FIA World Rally Championship公式Xアカウント(@OfficialWRC)でも取り上げられ話題に。公式アカウントは「これらのステージではエラーの余地がない」とツイート。これに対して「ストレスフルに違いない」、「あの新しいハンコックタイヤがうまく機能していないようだ」などの反響があがった。WRCでは今季からハンコック製のタイヤが採用されており、その特性をつかむのに苦慮するドライバーの様子も見受けられた。

 ヌービルはSS14を終えて総合8位まで順位を落としたものの、その後順位を上げ、最終的に総合6位でフィニッシュを果たした。しかし、この接触を含む複数のアクシデントに見舞われたことで、優勝争いに絡むことはできなかった。

 左は崖、右は岩という難攻不落のコース。チャンピオンですら避けられないWRCの過酷さと、ラリー競技の真髄を象徴する一幕だった。

ABEMA『WRC 世界ラリー選手権 2025』/(C)WRC)
Photo / Red Bull Content Pool

【映像】大会ハイライト - WRC 世界ラリー選手権2025 - ラリー・モンテカルロ
【映像】大会ハイライト - WRC 世界ラリー選手権2025 - ラリー・モンテカルロ