【写真・画像】 1枚目
【映像】早口に鉄道愛がにじみ出る藤井棋王

 将棋藤井聡太棋王(竜王、名人、王位、王座、王将、棋聖、22)に増田康宏八段(27)が挑む第50期棋王戦コナミグループ杯五番勝負は2月2日、高知市の「文化プラザ かるぽーと」で第1局を行っている。両者は前日には対局場検分や前夜祭に臨んだほか、取材にも対応。“乗り鉄”の藤井棋王は念願だったJR土讃線で特急「南風」で高知入りし、振り子式の車両を楽しんだことを報告した。

【映像】早口に鉄道愛がにじみ出る藤井棋王

 節目の50期を迎えた棋王戦五番勝負。開幕局は21年ぶりに高知県を舞台に争われている。大の鉄道ファンで“乗り鉄”としても知られている藤井棋王は、岡山駅で土讃線に乗り換えて初めての高知入りとなったという。

 「土讃線は乗ったことがなかったので、高知対局があると聞いて鉄道で行けたらいいなと思っていまいした」と念願の路線乗車にホクホク顔。さらに、JR特急南風に「ダイナミックな景色も良くて楽しめました」との感想を寄せていた。

 藤井棋王と言えば、日本鉄道賞の選考委員も務めた鉄道“ガチ勢”。2019年に登場した新型特急気動車2700系の車両について「振り子式の車両なので、カーブだと割とよく傾くのでそのあたりも…フフフ。楽しめました(笑)」と思い出し笑いを交えながら振り返っていた。

 高知でのタイトル戦は、2004年2月の第29期棋王戦第1局以来21年ぶり。当時の対局者は丸山忠久棋王と谷川浩司王位(肩書は当時)だった。22歳の藤井棋王は「生まれているかもしれないですが、意識はまだないのでさすがに覚えていないです。いや、そうか…、調べてこなかったです(笑)」と苦笑いを浮かべる場面もあった。

 それでも、鉄道移動を経て“鉄分”補給も十分の様子。棋王戦と王将戦の2つのタイトル戦に臨む多忙な期間に突入したが、その表情は晴れ晴れしたものだった。
ABEMA/将棋チャンネルより)

藤井聡太棋王がシリーズ先勝 タイトル初挑戦の増田康宏八段を破り1勝0敗に/将棋・棋王戦五番勝負第1局
【中継】第50期 棋王戦コナミグループ杯五番勝負第1局 藤井聡太棋王 対 増田康宏八段
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