KUROBEの184cmのアウトサイドヒッター、レーナ・シュティグロートがレフトから強烈なスパイクを打ち込むと、本人は手応え十分という様子で「決まった!」というリアクションを見せていた。

 しかし、Astemoの190cmアウトサイドヒッター、マッケンジー・メイがすごい反応でレシーブしたのだ。地面スレスレで触ったボールは、低い弾道でネット方向へと向かう。ここで、さらに超絶プレーが飛び出した。

 さすがにレシーブは難しいかと思われた次の瞬間、167cmのセッター・雑賀恵斗が右足を振り上げたのだ。まるでサッカーのシュートを打つような動きで、咄嗟に出した足のおそらく膝あたりに当たったボールは、自コート内に上がる絶妙なトスになった。ただし、さすがに味方もこのトスにタイミングを合わせられず、アウトサイドヒッター・長内美和子が相手コートに返すにとどまった。

 結果的に相手のポイントとなった攻防ではあるものの、大きな注目を集めたのが雑賀の"足技"だ。普段、司令塔として華麗なトスを繰り出すセッターがこの時に見せたフォルムは、まるで屈強なストライカーのシュートのようだった。観客は激しいラリーの応酬に対して大歓声を挙げていたが、そのプレーが飛び出した瞬間、会場内の声が「おおっ」と驚きのリアクションに変わり、中継の実況も思わず「残っている!」と叫んでいた。(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ

【映像】女子バレーで“あり得ない”足技レシーブ
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女子バレー、“弾丸”サーブでボールが客席に飛び込む珍事 レシーブを弾いて一直線
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女子バレー、ありえない“超絶”レシーブに審判びっくり…振り返る 決してあきらめない好プレーが生んだ驚きの瞬間
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