奈良県が、友好提携を結ぶ韓国・忠清南道との文化交流イベントとして、K-POPアーティストのコンサートを企画している。しかし県が2億7000万円の開催費用を負担することに、市民や一部の県議から懸念の声が上がっている。反発を受けて、山下県知事は予算を3000万円程度に圧縮する案を示した。
プロスケーターで元フィギュア世界女王の安藤美姫は、幼少期から毎年夏、奈良へ旅行してきた経験から、「なぜK-POPなのか。奈良の本当に素晴らしいところを、もっと出してほしい。夜の公園は、星空がきれいだ」などと、イベントに頼らずとも、文化や自然などをアピールすべきだと語る。
奈良県は、宿泊者数が全国44位の「泊まらない観光地」でもある。奈良の観光は、今後どうするべきなのか。『ABEMA Prime』では、2人の奈良県議とともに考えた。
■奈良県で韓国との交流K-POPイベント 予算2億7000万円 県議会でも賛否
